クレーン・デリック運転士とは?免許試験の難易度・合格率・勉強法・過去問・解答速報をご紹介!

クレーンデリック運転士は、吊り上げ荷重が5トン以上のクレーン及びデリックを運転するための資格です。クレーンデリック運転士の資格を取得するには、安全衛生技術試験協会が主権しているクレーン・デリック運転士試験の筆記試験と実技試験に合格する必要があります。試験は毎月約1回開催されおり、誰でも受験できます。合格率は学科試験で約61%とそれほど難易度が高くなく、過去問を問題集や参考書を使って勉強することで、十分合格が可能です。

この記事では、クレーン・デリック運転士とはどのような資格なのか、クレーン・デリック運転士になるにはどうすれば良いのか、免許試験の費用や日程、難易度、合格率について解説します。

クレーン・デリック運転士とは

移動式クレーン運転士は、技能が安全面と直結するため、資格の重要性は高い

クレーンデリック運転士は、労働安全衛生法に基づく国家資格となっています。 吊り上げ荷重が5トン以上の天井クレーンやジブクレーン、ガイデリックなどの各種クレーンを運転するには、 免許が必要となります。 この資格により、つり上げ荷重が5トン以上の天井クレーン、橋形クレーン、シブクレーン、ガイデリック、 ステフレッグデリック、ジンポールなどの各種クレーン、デリックを操作することができます。

資格の種類

クレーン・デリック運転士の資格には、以下の3種類があります。

  • クレーン・デリック運転士(限定なし)
  • クレーン・デリック運転士(クレーン限定)
  • クレーン・デリック運転士(床上運転式クレーン限定)

「限定解除」試験に合格することで、各免許の限定を解除することができます。

クレーン・デリック運転士(限定なし)

すべてのクレーンとデリックを運転できます。

クレーン・デリック運転士(クレーン限定)

デリックを除く、すべてのクレーンを運転することができます。

クレーン・デリック運転士(床上運転式クレーン限定)

デリックおよび無線操作式クレーンを除いたクレーンを運転することができます。

資格を取得するには

移動式クレーン運転士は、安全衛生技術試験協会主権の、移動式クレーン運転士試験の筆記試験と実技試験に合格する必要があります。合格後に免許証が交付されます。

直接試験を受験することも可能ですが、学校や教習所に通って試験を受ける方法が一般的です。学校や教習所で試験を受ける場合は、実技試験が免除されるため、学科試験のみに合格すれば免許を取得できるからです。(自動車普通免許を取得する場合と同様)

仕事内容

移動式クレーン運転士の仕事内容は、トラッククレーン・浮きクレーン・クローラークレーン・ラフテレーンクレーンなどを運転します。 解体工事現場や建築・建設業界で需要が高く、5トン以上の重さを吊りあげて、運搬や移動などの運転操作をおこないます。 また、災害時の復旧作業に出向く場合もあります。 その技能が安全面と直結することから、資格の重要性は高いといえます。

クレーン・デリック運転士試験 その1

クレーンデリック運転士の免許は、従前のクレーン運転士とデリック運転士の免許を統合して、新設されたものです。 免許試験は、全国の安全衛生技術センターにおいて行われ、実技教習は、都道府県労働局長登録教習機関において実施されます。

労働安全衛生法という法律の規則に、クレーン等安全規則があって、クレーンを扱う人はクレーン免許資格、デリックを扱う人はデリック免許資格が必要でした。平成18年の法改正によって2つの免許が統一され、クレーンもデリックも扱う人にクレーン・デリック運転免許資格が与えられるようになりました。その資格を取得する試験が、クレーン・デリック運転士試験です。

試験日程・申し込み方法

クレーン・デリック運転士試験は、全国の安全衛生技術センターで約月1回行われています。1回落ちても1年間に何度でも挑戦できます。

例えば、2022年のクレーン・デリック運転士試験日程は以下の通りです。

  • 2022年1月20日
  • 2022年2月17日
  • 2022年3月9日
  • 2022年4月5日
  • 2022年5月11日
  • 2022年6月22日
  • 2022年7月26日
  • 2022年8月30日
  • 2022年9月15日
  • 2022年10月12日
  • 2022年11月9日
  • 2022年12月7日

正確な日程は、下記の安全衛生技術試験協会のホームページで確認してください。

日程(クレーン・デリック運転士(限定なし))

試験会場

北海道、宮城県、千葉県、愛知県、兵庫県、広島県、福岡県の安全衛生技術センター

受験料金・支払い方法

学科試験 6,800円(非課税)

実技試験 11,100円 (非課税)

受験申請書にとじ込まれている払込用紙を用いて、郵便局又は銀行で支払うことができます。指定の払込用紙以外での、試験手数料の支払いはできません。また、受験申請書をセンター窓口へ持参すれば、現金で支払うことも可能です。受験票が発行された後は、試験手数料の返還はできません。

受験資格

クレーンデリック運転士の試験には、受験資格はなく誰でも受験することができます。ただし、本人確認証明書の添付が必要です。

合格基準

筆記試験:40問中60%以上の得点、かつ4つの分野の最低得点が40%以上必要

実技試験:減点の合計が40点以下

クレーン・デリック運転士試験は、筆記試験と実技試験が行われます。筆記試験は、40問出され合格ラインは、60%以上の得点ですが、4つの分野の最低得点が40%以上必要です。筆記試験の内容は、クレーンとデリックに関する知識10問、関係法令10問、電動機と電気の知識10問、クレーンに関する力学知識10問です。注意する点は、クレーン・デリック知識と関係法令は1問当たり3点、他の2教科は1問当たり2点です。勉強方法は、過去問問題集や参考書を使って、難易度に関係なく独学でも、高得点は望めます。特に過去問の解説はよく理解することが合格率アップにつながります。

クレーン・デリック運転士試験 その2

学科試験の内容

種類 試験科目(学科) 出題数
(配点)
試験時間
学科 1.クレーン及びデリックに関する知識 10問(30点) 2時間30分
1科目免除者は 2時間
2科目免除は 1時間15分
2.関係法令 10問(20点)
3.原動機及び電気に関する知識 10問(30点)
4.クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 10問(20点)

1.クレーン及びデリックに関する知識(10問、五肢択一)

種類及び型式
主要構造部分
つり上げ、起伏、旋回、走行、トロリの横行等の作動をする装置
安全装置
ブレーキ機能
取扱い方法

2.原動機及び電気に関する知識(10問、五肢択一)

電動機
電流、電圧及び抵抗
電力及び電力量
配線、集電装置、配電盤、開閉器、コントローラー等電気を通ずる機械器具
電路の点検及び補修
感電による危険性

3.クレーンの運転のために必要な力学に関する知識(10問、五肢択一)

力(合成、分解、つり合い及びモーメント)
重心
重量
速度及び加速度
荷重
応力
材料の強さ
ワイヤロープ、フツク及びつり具の強さ
ワイヤロープの掛け方と荷重との関係

4.関係法令(10問、五肢択一)

労働安全衛生法(昭和四十七年法律第五十七号)、労働安全衛生法施行令(昭和四十七年政令第三百十八号)、労働安全衛生規則(昭和四十七年労働省令第三十二号)及びクレーン等安全規則()中の関係条項

実技試験の内容

クレーン・デリック運転士試験の実技試験は、クレーンの運転と、クレーンの運転のための合図の検定試験です。実技には過去問の問題集も参考書も不要です。合格率を上げるためには、あるレベル以上の技量が必要です。実技試験は実際にクレーンを動かす技量を問われますので、練習ができない環境では難易度が高くなり、合格率は低くくなるでしょう。クレーンを実際に扱うには、クレーン・デリック運転の実技講習を受けることが必須です。実技講習では検定試験があり、合格すれば、クレーン・デリック運転士試験日には実技試験が免除されます。実技試験や講習会の検定試験では、実際のクレーンの運転ができ指導も受けますが、細かい注意が必要です。そのような細かい注意点は、独学で現場で学ぶことができます。建設工事現場では、必ず移動式クレーンも含めクレーン作業があるため、クレーン作業の活きた現場が体験でき、実際の運転はできずとも、クレーン作業中の細かな注意事項、安全留意事項、合図の仕方など、いわば模範解答を学ぶことができます。その経験を実地試験に活かすことで、合格発表が待ち遠しくなるでしょう。

合格率・難易度

クレーン・デリック運転士試験の合格率は、学科試験が約61%、実技試験が約49%です。

移動式クレーン運転士免許と比較すると、学科試験・実技試験ともに難易度が高くなっています。

(移動式クレーン運転士免許試験の合格率は、学科試験が約76%、実技試験が約60%)

クレーン・デリック運転士試験 その3

学科試験の合格率

実施年 受験者数 合格者数 合格率
2020年 15,760 9,992 63.4%
2019年 22,031 12,775 58.0%
2018年 23,436 12,958 55.3%

実技試験の合格率

実施年 受験者数 合格者数 合格率
2020年 2,793 1,351 48.4%
2019年 3,538 1,724 48.7%
2018年 3,475 1,731 49.8%

クレーン・デリック運転士試験の勉強方法 その1

クレーン・デリック運転士試験の学科試験の難易度はそれほど高くありません。勉強方法は、過去問や問題集を繰り返し解くことが一番です。独学でも十分合格できます。クレーン・デリック運転免許学科準備講習会を受講することも、合格率を高める勉強方法です。

試験の中で、計算問題が出てくるのが、力学の知識問題で、難易度は高校卒業レベルです。ただし、高校の広い範囲の力学ではなく、クレーンのバランスなどを考えた力学の範囲のため、勉強方法も広い範囲にせず、過去問を中心に試験日までにしっかり理解していけば、合格が見えてきます。

過去問や問題集を繰り返し解く

クレーン・デリック運転士の学科試験は、ある程度決まった出題パターンになっています。

例えば、ある年のクレーン・デリック知識の出題では、クレーン用語・クレーンの構造・クレーン安全装置・デリックの取扱い・デリックの種類型式など10項目が出題され、どの問題も過去8年の間に類似問題が出題されています。そのため、過去数年の問題を勉強し理解することで、その年の問題を予想できるようになり、正解できる可能性が高いでしょう。

数年分の過去問から、5つの選択肢の内容を正解・不正解に関わらず、その成否の理由と内容を解答例と解説を理解することが合格のために必要です。

おすすめの参考書・テキストは、下記ページで紹介しています。

クレーン・デリック運転士試験/移動式クレーン運転士試験 - 参考書・テキスト・問題集のおすすめランキング
クレーン・デリック運転士試験/移動式クレーン運転士試験・資格試験:クレーン・デリック運転士試験/移動式クレーン運転士試験・解答速報&過去問:□・参考書&ツール:59exaクレーン・デリック運転士試験/移動式クレーン運転士試験・試験日程:・ジャンル:建設土木系・資格種類:国家資格・難易度別:難易度C(やや易しい)・記事:...

過去問の解答を丸暗記しない

クレーン・デリック運転士試験の勉強方法で、問題集や参考書を使って、過去問を理解しながら勉強するときに、重要なことの例を1つ紹介しましょう。

力学の問題で、おもりが下げられた4つの滑車に加える力の大きさを問う問題では、数年おきに繰り返し出題されますが、全く同じ問題の年もあるかと思えば、別の年では微妙に数値が変えてあり、さらに選択肢には前の問題の選択肢のいくつかが同じという誤りやすい問題が出ます。

過去問の勉強でやったことがあれば、あの問題と同じ、と思い込んで覚えていた前の問題の正解の数値を選んでしまうというミスを犯します。このようなミスが起こる背景は、過去問の解き方を十分に理解せず、解答してしまうためです。過去問題を解答例と解説を参考にして理解していれば、同じような問題が出ても、理解して解けて正解を選択できやすく、合格率アップにつながります。

自信がなければクレーン運転士学科試験準備講習に参加

一般社団法人 日本クレーン協会では、クレーン運転士学科試験準備講習が開催されています。講習代とテキスト代が必要ですが、効率よく学習できます。独学で勉強することが苦手な方は利用してみましょう。

過去問と重要事項の解説/クレーン・デリック運転士試験

クレーンの種類

天井クレーンや橋形クレーンなどのほか、さまざまな形式のクレーンが活躍している。

天井クレーン
施設の両壁に備えられた直線状の通路(ガーダ)を走行するクレーンである。クレーンが天井を走っているように見えるため、このような名称が付けられた。
天井クレーンは、普通型天井クレーンと特殊型天井クレーンが存在する。
普通型天井クレーンはさらに、クラブトロリ式とホイスト式に区分される。

クラブトロリ式クレーン
クラブトロリ式は、巻き上げ装置と横行装置を備えた、巻き上げ機(クラブトロリ)を有している天井クレーンをあらわしている。横行装置には、電磁や電動油圧押上機といったブレーキが使われている場合もあるが、ブレーキを設けないものも存在する。ホイストに比べると巻き上げ速度が速いのが特徴である。また、顧客に合わせての受注生産となるため高額だ。

ホイスト式クレーン
ホイスト式は、メーカーにより電動機、減速装置、巻上げドラム、ブレーキなどパッケージ化された巻き上げ機(ホイスト)を有している天井クレーンである。ホイスト式は、パッケージ化されているため量産されていることが多く、クラブトロリに比べると価格的に低価なものが多いと言われている。加えて、補給部品が手に入れやすいという側面もある。なお、ワイヤロープ式のホイスト式も存在し、サスペンション式と呼ばれる普通型ホイストとトップランニング式と呼ばれるダブルレール型ホイストがある。

橋形クレーン
橋形クレーンとは、天井クレーンのクレーンガーダの両端に対して脚を設置することで、地上や床上に配置された走行レールを走る事ができるクレーンである。
橋形クレーンの脚部は、剛脚と揺脚の2つの種類に区分される。剛脚はクレーンガーダに対して作用する水平力に対して耐久力がある造りとなっている。一方の揺脚は、ピンヒンジでクレーンガーダに接合してありる。なお、構造については、ボックス構造やパイプ構造がほとんどだ。また、走行レールの外側にカンチレバーを設けて、作業範囲を広げた橋形クレーンも存在する。

ジブクレーン
機体から突き出した、旋回できる腕(ジブ)を備えているクレーンを差している。ジブクレーンにはクライミング式ジブクレーンや塔形ジブクレーンなどが存在する。
種類も多く、天井クレーンの次に使用率が高いとされている。ジブのが旋回するための方式には、センターポスト方式と旋回環方式などといった種類がある。
中心軸の周りでジブなどを回転させる旋回装置は、電動機と減速装置および固定歯車、ピニオンといった構成で組まれている。
ジブクレーンはジブが安全かつ確実に保持できるよう、起伏装置に電動機軸またはドラム外周に、制動用か保持用のブレーキが設置されている。またジブは、より荷物を多く吊れるように、自重を軽くしていたり、剛性を持たせるため、パイプトラス構造やボックス構造が用いられたりしている。

その他クレーン

アンローダ
アンローダは、ばら物、いわゆる鉄鉱石などを荷役するために特化したクレーンである。

コンテナクレーン
コンテナクレーンは、コンテナ専用の吊り具を備えたクレーンとして、コンテナの陸揚げや積み込みで活躍している。

スタッカー式クレーン
スタッカー式クレーンは、倉庫での棚出しなどの時に用いられる、直立したガイドフレームに沿うように上下するフォークなどを使用するクレーンである。

レードルクレーン
レードルクレーンは製特殊な構造のクレーンで、天井クレーンの一種である。主に鋼関係の工場で使われている。

テルハ
テルハは、倉庫や工場などの天井に設置されたI形鋼の下フランジに、電動チェーンブロックや電気ホイストをつり下げたクレーンのことである。

クレーン・デリック運転士試験の勉強方法 その2

クレーンに関する用語

傾斜角
傾斜角は主にブームとジブで使われる用語だ。いずれの場合も、作業半径が大きくなればなるほど傾斜角は小さくなる。
ブームの傾斜角と言った場合は、ブームの中心線と水平面が作りなす角を表している。
一方でジブの傾斜角と言った場合は、ジブクレーンにおけるジブの基準線と水平線とが作りなす角を表している。

定格荷重
定格荷重とは、荷役装置の構造および材料、さらにはブームの傾斜角に応じて負荷することが可能となる最大の荷重から、つり具分を差し引いた荷重を意味している。

定格速度
定格速度とは、定格荷重に相当する荷重となる荷を吊った場合に、巻き上げや旋回などといった作動を行う際の、おのおのの最高速度を表している。

吊り上げ荷重
荷役装置がブームを有する場合における吊り上げ荷重の場合、傾斜角を最大にしたブームに構造および材料に応じ負荷させることが可能な最大荷重を表している。なお、フックなどのつり具分の荷重が含まれる。

作業範囲と旋回
作業範囲とは、荷役装置の各種運動を組み合わせたうえで、吊り荷が移動できる範囲をいう。また、旋回は、荷役装置におけるブームの旋回中心を軸とし、ブームが旋回する運動を表している。なお、旋回中心とつり具中心の水平距離を作業半径という。

巻上装置
吊り具などを巻き上げる装置である。主巻と補巻を設ける場合には、定格荷重の大きい方を主巻とし、一方の小さい方を補巻と呼ぶ。また、電動機、制動用ブレーキ、減速機、ドラムなどからなる巻上装置の場合、電動機軸に対して速度制御用のブレーキを取り付けることで、速度の制御を行うことがある。

●本解説に使用した参考文献

  厚生労働省「クレーン等安全規則」
  厚生労働省「ゴンドラ安全規則」
  厚生労働省「労働安全衛生法」
  厚生労働省「労働安全衛生法施行令」
  厚生労働省「労働安全衛生規則」
  中央労働災害防止協会 安全衛生情報センター「クレーン構造規格、移動式クレーン構造規格、デリック構造規格」
  中央労働災害防止協会 安全衛生情報センター「エレベーター構造規格、簡易リフト構造規格、建設用リフト構造規格、ゴンドラ構造規格」
  中央労働災害防止協会 安全衛生情報センター「クレーン又は移動式クレーンの過負荷防止装置構造規格」

過去問からの出題傾向 / 問01~問10 クレーンに関する知識

問11~問40の出題傾向は

こちらへ ▼

◎は、予想が的中したものです。

問01~問10 クレーンに関する知識 重点 予想 R01下期 H31上期 H30下期 H30上期 H29下期 H29上期 H28下期
 
◇ クレーンの用語  
 クレーンの用語  
 定格荷重、定格速度
 つり上げ荷重
 作業半径、旋回
 傾斜角
 揚程
 
◇ クレーンの構造  
 トラスガーダ、プレートガーダの構造
 Iビームガーダの構造
 ボックスガーダの構造
 
◇ クレーンのトロリ、作動装置  
 クラブ、トロリ装置
 ホイスト装置
 巻上装置
 
◇ クレーンの種類、形式、用途  
 アンローダ、コンテナクレーンの種類
 橋形クレーンの種類
 天井クレーンの種類
 ジブクレーンの種類 ◎◎
 スタッカー式クレーンの種類  
 その他クレーンの種類  
 
◇ ワイヤロープ、つり具の用途  
 フックの形式用途
 リフティングマグネットの形式用途
 クローの形式用途
 バキューム式つり具の形式用途
 スプレッダの形式用途  
 グラブバケットの形式用途
 ラングよりのワイヤロープ
 「Sより」「Zより」のワイヤロープ
 ワイヤロープの心綱
 ワイヤロープ径の測定
 フィラー形のワイヤロープ  
 シーブの形式用途  
 
◇ クレーンの機械要素  
 平座金、ばね座金
 キー板、転がり軸受
 六角ボルト、リーマボルト
 ウォームギヤの機能
 歯車形軸継手の機能
 ローラーチェーン軸継手の機能
 フランジ形軸継手の機能
 
◇ クレーンの運動と安全装置  
 クレーンの衝突防止装置
 クレーンの外れ止め装置、警報
 リミットスイッチの巻過防止装置
 走行レールの車輪止め
 アンカー、レールクランプの安全
 フートスイッチの安全  
 クレーンの運動と安全装置
 
◇ クレーン運転時の注意事項  
 クレーン運転時の注意事項  
 
◇ クレーンのブレーキ  
 足踏み油圧式ディスクブレーキ
 バンドブレーキ
 ドラム形電磁ブレーキ
 電磁ディスクブレーキ
 電磁式バンドブレーキ  
 電動油圧ブレーキ
 巻上装置及び起伏装置のブレーキ
 
◇ クレーンの給油と点検  
 ワイヤロープの点検
 減速機箱の点検
 軸受へのグリースの給油
 グリースカップ式の給油
 給油装置の給油
 
◇ デリックの種類と型式  
 スチフレッグデリック
 ガイデリック
 ジンポールデリック
 鳥居形デリック
 二又デリック
 
◇ デリックの取扱、操作  
 ならし運転
 ウインチを用いるデリック
 旋回するブームを有するデリック
 巻過防止装置を備えていないデリック
 ワイヤロープの乱巻き  
 ワイヤロープの引き抜き  
 ワイヤロープの重ね巻き  
 巻下げの操作
 荷の水平移動、横引き、斜め吊り  
 デリックの基礎  
 旋回専用の電動機
 旋回警報装置
 ブルホイールの旋回
 起伏装置、巻上げ装置  
 ウインチのスインガードラム
 ウインチの原動機  
 
◇ 計算問題、図形問題  
 歯車の歯数の計算
 歯車の回転数の計算
 ボルトに用いられる部品名  
 
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クレーン・デリック運転士試験
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